ダウンしたまましばらく放置していた自宅サーバRaq3を仕事で使わなければならず、ウィンドウズ使いの友人にリカバリしてもらったものの、ひとまずひと息つけたので前の記事にも書いたStrongboltをいよいよインストール。
STEP1. まずROMのアップデート
結局メーカがわからないままだったけれどここは気合いで突破。SOURCEFRGE.NETから書き換え用ユーティリティとROMイメージをダウンロード。いくつか種類があるけれどRaQ3の場合は「cobalt-2.10.3-ext3-1M.rom」を使う。(というより、無事にできた^^;)
参考にした複数のサイトで同じ方法が記述されていたので、それらを参考に心の準備を整える。なんでもROMの書き換えは失敗するとRaQ3が使い物にならなくらしいので緊張感が高まる。
Macintoshのターミナルを起動させて、以下のコマンドを実行。
まず、現行のROMの内容をバックアップする
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$ ./flashtool -v -r > flash.rom
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そして、アップデート
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$ ./flashtool -v -w cobalt-2.10.3-ext3-1M.rom
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ターミナルでプロセスを確認

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./flashtool: flushing block 15 to ROM... verifying... done
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この行が表示されたらアップデートは完了。
アップデートされたかチェック
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$ ./flashtool -v -r > new_flash.rom
$ cmp new_flash.rom cobalt-2.10.3-ext3-1M.rom
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OK。
さて、ROMのカーネルを読み込んでくれるかRaQ3を再起動させてみたが、LCDに
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Karnel
Panic!
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の文字が現れてしまう。
脂汗が出てきそうだが何度再起動しても同じ。ため息を吐きながら気落ちしながらハードディスクのカーネルから起動させてみようと再起動時にフロントパネルの「S」ボタンを押して「E」ボタンと交互にポチポチしていたら今度はLCDにアップデートしたROMのバージョンが一瞬表示されたかと思ったら時計の文字盤がアスキーアートで現れ、「Sun Cobalt」の表示が・・・。そして、しばらくすると無事に起動。
このあたりは肝心なところなので、じっくり記述すれば有益な情報になり得るだろうと思いつつも、もう思い出せないので悪しからず。
STEP2. Strongboltをネットで購入
とりあえず準備が整ったところでOpen Source Office.co.ukからStrongboltを35£で購入。レート換算で約¥7,000。
さて、このStrongboltとはCentOSにPHPやMySQLなどを整合性を持たせつつ組み合わせたもの。CentOSは既に5.2、PHPも5がアナウンスされているのでひと世代前と思いがちだが、安定した動作や、アプリケーションの依存性を維持するためにはこの方法が間違いないのだろう。

ダウンロードしたデータをisoイメージでCD-ROMにコピーし、Boot Campで起動させているMacBook Proでブートさせてみると「Knoppix」が無いとダメとDOSプロンプトにメッセージが出て進まない。試しにCompaq Prosignia(Windows98)ではあっさりと起動してすぐこの画面が現れた。いよいよかとこみ上げる何かを感じる前に唖然。
STEP3. Strongboltをインストール
RaQ3のローカルIPを「192.168.100」にして「Network Boot」にしてみたがネットワーク経由では無理なようなので、CompaqにRaQ3をストレートケーブルで繋いでStrongboltのTerminalからReturnでインストール開始。なんだか信じられないくらいにすんなりと始まった。と、思いきや・・・。
途中で進まなくなってしまった。やむなく、RaQ3を強制再起動。で、繰り返すとまた同じところで停止。ここで、Strongboltで案内されているインストール方法を説明しているページをじっくり読んだら、Strongboltのターミナルでインストールプロセスを表示させていないと最後までインストールしないようだ。
結局、3回目でRaQ3は無事終了した様子だが。参考にしたサイトによると終了したように見えただけで、再起動させるともう一度Strongboltにアクセスしてもう一度色々インストールするようだ。確かにRaQ3を再起動させるとCD-ROMが飛び出してしまうのではないかと思うくらいビュンビュン回転し、慌ただしく仕上げしているように思える。
ターミナルでインストール終了を確認し、RaQ3の電源をオフ。Compaqも終了しここで一旦緊張をほぐす。

「ふーっ」とひと息つきながらネットワークに繋がない状態でRaQ3を起動させると無事起動。RaQ3をの常時設置場所に移し、ハブで繋ぎ起動させてIPアドレスを設定し、ローカルでアクセスすると感動のBlueQuartzというGUI管理画面上でログイン画面とご対面。ここまで約3時間を要した。

明日は仕事なので今日のところはこちょっとだけ設定して休むつもりが、とりあえずセキュリティの問題もあるし、アップデートまでしてみようと、管理画面からyum updateを実行。

リリースされてから半年以上経過しているからか、約50以上のアップデート項目がリストアップ。思ったより時間が掛かるようなので、このままベッドへゴー!
翌朝、覗いてみたらしっかり終了した模様で、ログでも確認できた。仕事場からアクセスしてログイン画面をしげしげと見つめて自分を労ってやっと終了。
さて、このStrongboltのインストールに際して資料を集めようとネットで調べてみたが、具体的に記述しているページが本当に少ない。「何でだろう?」と感じていたが、自分で作業をしてみて、RaQ3自体のロット、換装したHDDの仕様やROMのバージョンなどハードウェア環境はもちろん、ネットワーク構成などによってもインストールする作業はだいぶ変わるようだと認識し、記録として残すのは場合によっては危険でさえあると実感してネット上に詳しい記述が少ないことに納得した。
そう考えると、ワタクシの場合も難題にぶつかりながらもスキルがない割には順調にできた方だと思う。
最後に、その後知った情報を少々・・・
STEP.1のROMのアップデートでSORCRFORGEが配布しているROMユーティリティはRaQのROMがAMDでないとアップデートできない模様。ちなみにIntel製のROMを積んで出荷されたのは量産された中で初期ロットの僅かだとか。
また、検証はしていないが、ROMのアップデートを単独作業でしなくても、Strongboltをインストールする際に、ROMのバージョンが適用外だとROMのアップデートからしてくれるとか。
こえはネット上でも希に見る報告で、もしかするとこれこそインストール環境に依るものなのかもしれない。
以上、あくまでも「Your own risk.」ということで記録を。
参考サイト
RAQ4→RAQ550,StrongBoltインストールメモ
ADSL + 自宅 Linux サーバ
KNOPPIX installer to Windows2000,XP
自宅サーバーを作ろう! - DiCEのインストールと初期設定